ICとはIdeal-Craftsman(理想の職人)の頭文字です。
昨今の業界を眺めていると職人というより商人に近い方々が多く見受けられる気がします。
そういうビジネスマン型の職人は、はじめからベターのみの提案をする傾向にあります。それによってお客様はその提案が「普通」もしくは「ベスト」であると思い込む・・・そういったケースと数多く出会います。自身の考えているベストについてその他の選択肢があったかもしれないことなど知る由もありません。そしてその差が価格として現れるのは当たり前の話です。
お客様にとって価格とは一番わかりやすいもの。
売買契約が成立しやすい条件として一番わかりやすいのは「安さ」になります。企業にとって契約の取れない営業マンは不要であり、それゆえに「受注」を優先するのは当然のことになります。そしてその受注の数がその営業マンの価値になります。一件に費やす時間を少なくするために最低限に必要なプランを提供し、それらを「基本」「標準」と定義することで見やすくし、契約本数の増加させ売上実績を積み上げていく。これらビジネスモデルはどちらにとってもめんどくさくないのです。
問題はその「安さ」が、お客様ご自身にとってのベストなのかという事です。
難しい話になりますが、専門的なところの「ベター」や「ノーマル」がお客様にとって「ベスト」の場合もあればその逆もあるかもしれません。違法性や危険性のない限りお客様ご自身のお家ですから基本的にこうしないといけない!という事はありませんが、こうした方がいいという事は存在します。ただその選択肢は「基本」「標準」をスタイルとしているビジネス型の職人からは提案されません。
一件にかける時間は短い方が効率的だからです。
もしくはそう考えていなくてもかけている時間がないのかもしれません。これらはシンプルに「交換するだけじゃないの?」と思われがちなものほど顕著に現れます。そう思われているものに対して1つ1つ説明するよりも現状のままポンと取替る方がお互いにその場は楽なんです。でもその省略された説明により問題が発生した時クレームにつながります。だって聞いていないんですから・・・
ビジネスである以上、理想や夢だけでは成立しないのも事実で非効率的かもしれない。それでも受けた依頼に対して寄り添い向き合いたい。どれもが安い買い物ではないのです。現状を確認し状況や状態に適した提案を行なう。その結果、お客様ご自身がベストを選ぶかベターを選ぶ。そのような選択肢を含めてきちんと説明し施工できる職人が集まる会社それがICです。
